
こんにちは、石たちのお部屋へようこそ
紀元前7世紀頃、古代ペルシャでは「地球はサファイアの円盤でできていて、空が青いのは地面のサファイアが反射しているから」
と考えられていたそうです。
無い色は無い
コランダムにクロムが混入するとルビーになり、
それ以外はサファイアと呼ばれます。
鉄とチタンが混入する事で青いサファイアになります。
混入する不純物の違いで様々な色に変化するのですが、
みんな同じコランダムなんですよね。
自然て凄いですね
その中でもパパラチアサファイアという種類が
数あるサファイアの色の中でも非常に価値が高いのだとか。
オレンジとピンクの間の絶妙の色合いをしていて、
産出量がとても少ないので稀少な宝石として扱われているそうです。
ブルーサファイアのあの深い青色も素敵ですが
パパラチアサファイアの可愛らしい色も優しくていいですね


サファイア(コランダム)
割れにくいという性質から、基盤を作るのに最適な石と言われています。
色が豊富にあり、世界中で愛されているのは深い青。
イギリスの王室で受け継がれているロイヤルカラーの青(ミャンマー)が
一番人気だそうです
英知を象徴し、持ち主に冷静な判断力と思考力を授けると言います。
仕事で効果を発揮するとともに、経営能力や組織のリーダーとしての
カリスマ性をアップさせてくれます
絆を深め、誠実な愛を育む力があると言われるサファイア。
恋愛中に身につけると結婚へと導いてくれるそうです
浮気防止の効果があり、不貞を働くとサファイアが濁るという
言い伝えもあります。
割れにくいという性質から仕事も家庭も地盤を固めてくれる
効果があるというわけです

私の自己啓発の基盤作りにも
一役買って頂きましょう


基本情報
化学的分類:酸化物
化学式:Al2O3
一般的な不純物:Cr Fe V Ti
硬度:9
密度:3.95-4.03g/㎤
磁性:非磁性
結晶系:三方晶系
色:様々な色調の青・無色・ピンク・オレンジ・黄色・緑・紫・黒
光沢:真珠光沢・ガラス光沢・金剛光沢
透明度:透明から不透明
条痕:無色
靭性:脆弱
へき開:なし
断口:貝殻状・不均一
発見年:1850年代(オーストラリア)1880年代(カシミール・現インド)
1960年代(タンザニア)19世紀後半(アメリカ・モンタナ州)
形成過程
魅力的なサファイアは地球の深部に由来し、変成岩や火成岩の中に
見られる。
強烈な熱と圧力が酸化アルミニウム鉱物を変形させ、鉄、チタン、クロムなどの微量元素がクリスタル格子に取り込まれた結果、
これらの不純物が鮮やかな色を生む事になる。
火山の噴火や地殻の変動がこれらの宝物を地表近くに引き寄せ、
独特の地質条件が、サファイアクリスタルの色だけでなく、透明度や
サイズも決定し、それぞれが地球の芸術の証となる。
年齢分布
1億5千万年前から4千5百万年前
後ジュラ紀から中期エオセーンにかけて形成された。
この時期はステゴザウルスなどの大型恐竜が生息していた頃から
彼らの絶滅後に初期の霊長類が現れ始めた時点まで広がる。
大部分の宝石品質のサファイア結晶は、主要な造山イベントの間に
変成岩の中で形成された。