
こんにちは、石たちのお部屋へようこそ
古代エジプトでは神々の像の目にタイガーアイをはめ込み、大いなる視野を表しました。
古代ローマでは聖なる霊力をもたらす力があると信じられ護符として身につけていたそうです。
虎目石
「タイガーアイ」という名前、カッコイイですよね
光を当てた時に角度によっては虎の目のように見える事から
「タイガーアイ」というのだそうです。
初めて目にした時、もの凄い力強さを感じました
そこにこのお名前ですから、何とも魅力的で
お値段もお手頃だったので即購入!でした
虎の目は何でも見通すのですぞ!
力強い仲間ができたようです

タイガーアイ
虎の目のように見えるシャトヤンシー効果(キャッツアイ効果)は
魔を寄せつけないとされてきました。
シャトヤンシーとは、宝石に見られる光学的な現象で、
猫の目のように見える光の筋が現れる現象。
縞模様が光の反射と屈折によって動き、猫の目のような
立体感が生まれます。
タイガーアイは抜群の魔除け効果で災いを避け、
成功をもたらす石として受け継がれています。
洞察力が高まり、チャンスを掴み、商売につながる
という流れができ、商売繁盛と金運アップが期待できます
決断力や実行力を与えてくれるため、重要な仕事を任された時や、
大きな商談の場などでも強力な味方となってくれます
恐怖心と戦う時なんかにも力を与えてくれるので、
ここぞという時に身につけるとよいですよ


基本情報
化学的分類:ケイ酸塩
化学式:SiO2
硬度:6.5-7
密度:2.65g/㎤
磁性:非磁性
結晶系:三方晶系
色:黄褐色
光沢:絹糸光沢・ガラス光沢
透明度:不透明
条痕:白い
靭性:脆弱
へき開:なし
断口:貝殻状
発見年:実際に鉱物としてのタイガーアイと認知されて、
発見されたのは南アフリカの石綿鉱山。
その後1962年にはナミビアで変種のピーターサイトが
発見されることで、急激に流通し始めて
メジャーな存在となった。
形成過程
金色の輝きは地質学的プロセスから生じる。
繊維状の青色アスベスト鉱物であるクロシドライトとして始まり、
時間の経過とともに二酸化ケイ素に富んだ溶液がクロシドライトに
浸透し、徐々に置き換わる。
その中の鉄が酸化し、ゲオサイトやヘマタイトのような鉄酸化物になる。
この酸化プロセスが、タイガーアイに特有の金褐色の色合いを与える。
元のクロシドライトの平行で繊維状の構造は、この置き換えの間に
保持され、シャトヤンシー効果を生み出す。
輝くキャッツアイの外観がタイガーアイを価値のあるものにしている。
色による別名称
クロシドライト本来の灰青色を保持したものはホークスアイ(鷹目石)。
両者の中間にあたる緑色はウルフアイ(狼目石)。
青色や黄色っぽい褐色、または緑色が混ざっているものはゼブラアイと呼ばれ、日本では混虎目石という名がある。
人工的な熱処理によって赤色になったものはレッドタイガーアイという。