
こんにちは、石たちのお部屋へようこそ
チタンの原料となるルチル。純粋なものは無色透明ですが、鉄などの成分が混ざると赤・黒・金色などになります。
喉から手が出るほど欲しいルチルクォーツ
ルチルクォーツといえば財運上昇の最強ストーン。
欲しくてたまりません!
ただ、ルチルが綺麗にたくさん入っているものは
高額で手が出せないのですよ
先日ミネラルフェアへ行った時もたくさんありましたが、
その力強さや美しさに惚れ惚れするだけでとてもとても・・・

これはっ
ミネラルフェアへ行った時に小さいルチルに出会いました。
お店の方の説明では、ヘマタイト(赤鉄鉱)includingルチルとのこと。
いくつか売られていて、なんとそのうちの一つに
クォーツがついているような・・・
そしてそのクォーツにもルチルが入り込んでいるような・・・
もはやこれはルチルクォーツwithヘマタイトと呼んでもいいのでは、
と勝手に思って、形も可愛らしいので即購入。
私の小さな応援団の一員となりました

お店の方が書いてくれました


ルチル
ルチルの語源はラテン語で「赤く輝く」を意味する「rutilus」。
ヘマタイトの周りに金色に輝く針状の結晶が成長したものは
「太陽のルチル」と呼ばれるのだとか。
ん?・・・では私が購入したものは「太陽のルチル」?
かっこいいではありませんか
(凄いものはヘマタイトからルチルが束になって伸びてます)
ルチルは様々な面でパワーを授けてくれると言われる石です。
体内の障壁を取り除き、エネルギーを巡回させ、
インナーバランスを整えてくれます。
精神力を高め、困難を克服し、夢の実現を手助けしてくれる
とも言われています。
これがルチルクォーツとなると、金運をもたらし、人を呼び寄せ、
活力の石と言われます。
ルチルの形状によって、湾曲したものは「ヴィーナス・ヘアー」、
直線上のものは「キューピッド・ダーツ」、針が特に太いものを
「タイタンルチル」といいます。


基本情報
化学的分類:酸化物
化学式:TiO2
一般的な不純物:Fe Ta Nb Cr V Sn W Sb
硬度:6-6.5
密度:4.25g/㎤
磁性:非磁性
結晶系:正方晶系
色:金色・赤・赤褐色・茶・黄褐色・黄・緑・淡い青・紫・黒・灰色
光沢:金属光沢・金剛光沢
透明度:透明
条痕:灰色がかった黒・淡い茶色・薄黄色
靭性:脆弱
へき開:明瞭
断口:貝殻状・不均一・亜貝殻状
形成過程
ルチルの形成は、主に変成岩や火成岩のような高温・高圧の
環境で行われる。
チタン酸化物(TiO2)の安定した形態として、より不安定な形態からの
変化中によく現れる。
火成環境でルチルは深部マントル由来のプルトニック岩(深成岩)や
時折外来岩における一般的な副鉱物だが、
特にマントル源が深い噴出火成岩にも時折見られる。
大きな結晶はペグマタイト、スカルン、花崗岩のグライゼンに見られる。
発見年
1800年(スペイン)
ルチルクォーツは1703年にスリランカで発見されたという
記録がある。