
こんにちは、石たちのお部屋へようこそ
先日、パキスタンからリチア電気石が届きました。
物が違う
実は私が購入した石はゴシェナイトという石だったのですが、
届いたのはリチア電気石でした。
写真では無色透明だったのですが、届いた石はピンク色で、
形も全く違う・・・
何種類か形があって、1時間くらい悩んで決めた物だったのに
時間を返して頂きたいです

選んで購入した石はこれのはずだった

可愛い店主
パキスタンからの石は封筒で届けられました。
何重にもラップに包まれて、包まれた大きさは4cm、
実際の石の大きさは1.7cm。
めちゃめちゃ頑丈に包まれておりました。
そして・・・封筒にホチキス留めされた税関告知書(カナ?)のコピー。
納税証明書と書かれていて、写真がついてます。
おそらく私が購入したお店の店主の写真かと・・・(?)
ちょっと愛らしい写真で、たまらず写真を撮ってしまいました。
商品は違ったけれども、石の梱包の頑丈さなどを鑑みると、
石を愛する人なのだな、と感じました

仲間入り
実際に届いた石は、私の欲しいものではなかったのですが、
ピンク色の可愛いらしい石で、なかなか気に入りました
縁があって遥々遠くから私の元に来たのには
きっと意味があると思うのです。
私の小さな応援団に仲間入りです

リチア電気石
リチア電気石はエルバイト(elbaite)とも呼ばれ
電気石(トルマリン)グループに属します。
熱が加わると柱状の結晶が電気を持つため電気石と呼ばれています。
文化ごとに異なる意味を持っていて、
英国では芸術、建築、演劇を作るクリエイティブな人々に力を与え、
アフリカでは「幻想の夢」を目覚めさせるために使用、
現代のネイティブアメリカンは全ての邪悪から身を守るために持つ
・・・などなど。
持ち主の想像力を強化したり、魔除けの意味と効果を持ち、
よい流れを途切れさせない目的でも使用される・・・
その多様な効果のために賢者の石としても言及されているそうです。

私のカリグラフィーの才能が花開くかもしれません


基本情報
化学的分類:ケイ酸塩
化学式:Na(Li1.5Al1.5)Al6(Si6O18)(BO3)3(OH)3(OH)
一般的な不純物:Fe Mn Cu Ti Ca F
硬度:7.5
密度:3.069g/㎤
磁性:非磁性
結晶系:三方晶系
色:緑・赤からピンク・青・オレンジ・黄色・無色
光沢:ガラス光沢・樹脂光沢
透明度:透明から半透明
条痕:白い
靭性:脆弱
へき開:不明瞭
断口:貝殻状・不均一
発見年:1810年(イタリア・エルバ島)・1879年(日本)
形成過程
火成岩及び変成岩の環境で形成。
具体的には花崗岩ペグマタイト、リピドライトやマイクロクラインなどの鉱物と共に見られ、後期マグマ環境への親和性を示す。
スキスティスではアンダリュサイトやバイオタイトと共に存在し、
地域変成作用中の形成を示す。
モリブデン鉱及び錫石が豊富な熱水置換鉱床でも発見されており、
熱く水分を含んだ流体から結晶化する能力を強調している。
多様な地質環境は、その組成や色の変化に寄与している。
年齢分布
5億年から4億年前
カンブリア紀からデボン紀にかけて形成され、初期の魚類や三葉虫が
支配していた時代。
この期間にブラジルのトルマリンなどの有名な鉱床が
主要なtectonic eventsによって形成された。