
こんにちは、石たちのお部屋へようこそ
サンストーンは古代ギリシャでは太陽の神として崇め、守り石とされていました。
おいしそう
初めてうちのサンストーンたちに出会ったその瞬間、
「おいしそう」と思ってしまいました
小さくて白とオレンジの組み合わせがなんとも
ミルクとオレンジのキャンディーに思えたのです。
ミネラルショーで結構歩きましたから、
そんなキャンディーを欲していたのかもしれません

サンストーン(日長石)
サンストーンは「長石」という鉱物の一種で、わずかに含まれる
赤鉄鉱や針鉄鉱によって赤やオレンジ色に輝きます。
磨くと太陽のような暖かい色で輝き、キラキラと輝く
光学効果(アベンチュレッセンス)が見られるものもあります。
ギリシャ語で「太陽」を表す「ヘリオス(helios)」にちなんで
「ヘリオライト」と呼ばれる事もあります。
8世紀末から11世紀にかけてヨーロッパ沿岸で活躍した
バイキングが旅に出る時にお守りとして持っていたそうです。
積極性や行動力を高めてくれるといわれ、身につけると
エネルギーが全身を駆け巡り、やる気が湧いてきます。
心にかかった暗雲を吹き払い、明るいエネエルギーをもたらす、
生きる喜びを与えてくれる石です。
「勝利の石」ともいわれ、試験や面接などここ一番の勝負時に
身につけているとよいですね。
私も面接を控えておりますので、身につけていこうと思います


基本情報
化学的分類:ケイ酸塩
構成物:斜長石・赤鉄鉱
化学式:(Ca,Na )(Al,Si)2Si2O8
硬度:6-6.5
密度:2.64-2.66g/㎤
磁性:非磁性
結晶系:三斜晶系
色:赤橙色・茶色がかった赤・黄金色
光沢:ガラス光沢
透明度:透明から半透明
条痕:白い
靭性:脆弱
へき開:完全
断口:亜貝殻状・段状・不均一
形成過程
サンストーンは地球の深部で形成される火成岩。
長石が豊富なマグマから生じる。
冷却過程中にヘマタイトやゲーサイトなどの鉱物からなる微小な
内包物が長石結晶内に整列し、これらの内包物がアベンチュレッセンス
効果を引き起こす。
赤橙色から黄色までの色のバリエーションは、これらの内包物の
濃度と種類の違いによるもの。
発見年
古墳や王家の墓など、さまざまな古代遺物で発見されている。
教会や大聖堂を含む多くの中世の建物の装飾としても使用されている。
1800年代ノルウェー、シベリアや世界の他の地域で発見。
1900年代初頭、米国のオレゴン州、Warner Valley と呼ばれる
砂漠地帯にある古代溶岩フィールドで、サンストーンが見つかった。